銘柄の売買方法の選び方とは?

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株式投資の手法を選定する際のポイントとおすすめの投資術特選

「株式投資の結果は手法で決まる」

株式投資のルールをなんとなくでも理解した人の多くが悩むことの1つにトレード手法選びがあります。特に株式投資にはどんな手法があり、どのやり方が最も儲かるのか、という点に関してはほぼ全てのトレーダーが一度は頭を抱えるもの。

この「株式投資の手法選び」を誤らないコツは、あなたにあったものを見つけて、そのやり方で銘柄の売買に取り組むことです。

しかし、ここでポイントになるのは、「どの手法があなたに合うのか?」、そしてそもそもの話、「株式投資で利用できる投資手法にはどんなものがあるのか?」という素朴な疑問点です。

この2つの疑問にお答えするためにこのページでは、株式投資の手法を選ぶ際の大原則とおすすめの投資手法についてまとめてみました。

投資手法を決める際の3つの原則

株式投資に着手する際に活用する手法を選ぶ際の3つの大原則
何事にも原理・原則があるように、株式投資で手法を選ぶ際にも当然ながら、原理・原則があります。正直なところ、この「株式投資におけるトレード手法選び」の原理・原則は多岐にわたりますが、特に重要になるのがこちらの3点

  1. 投資の王道に沿うこと
  2. 目標を達成できるかどうか
  3. 投資の周期を決める

ここで一覧にした3種類の「トレード手法選び」の原理・原則の詳細については上から順番にご紹介します。

投資の王道に沿うこと

この「王道に沿うこと」とはどういうことかというと、「株式投資の原理・原則に沿った手法で、銘柄の売買に取り組むのが無難」であることを意味します。

ただし、いきなり「株式投資の原理原則には従うべき」といっても、何が原理原則なのかわからないかもしれません。そこで株式投資に取り組むのでしたら絶対に念頭に入れておきたい原理・原則を一覧にしてみました

  • 投資する銘柄を分散させる
  • ある地点で必ず損切りをする
  • 慣れないうちは小さく始める
  • 銘柄は割安の時に買うべき
  • 相場が読めない時は見送る

これらはどれも株式投資の世界における原則中の原則なので、この原則を無視した手法を利用して株式投資に取り組むことは避けるのが無難です。

目標を達成できるかどうか

目標とする利回りを達成できない手法は論外
「株式投資の原理・原則に合うかどうか」と同様に株式投資の手法選びで重要になるのが、掲げた目標の達成に繋がるかどうか。

これはある意味当たり前ですよね。株式投資における「手法選び」はあくまで手段であり、目的は目標を達成することである以上、株式投資の手法の良し悪しは掲げた目標の達成率で決まります。

例えば、株式投資で年間で10%の利回りを狙うとします。このケースではどんなに真っ当な投資手法であろうと、年利10%を狙えない投資術は、「ダメな投資手法」です。

この点を考えると株式投資で利用する手法を考える際には、株式投資で狙う目標を決め、その目標の達成確率と合わせて利用する手法を考えることが欠かせません。

投資の周期を決める

3つ目に取り上げるのは、株式投資に取り組む際の周期があなたに合うかどうか。

この周期というのは、「短期型」なのか「中期型」なのか「長期型」なのかという点です。どうしてこの周期が重要かというと、原則として株式投資では周期が短ければ短いほど、株式投資に回す時間を増やさなくてはいけないからです。

例えば「短期型」の株式投資の代表格であるデイトレード。こちらは原則として平日は毎日相場を見る必要がある以上、常に相場の動きを見ることが可能な時間的な余裕が必須。

その一方で長期型の株式投資の場合、一度銘柄を買ってしまえばあとは保有し続ければよいので、株式投資に回す時間はほぼ必要ありません。

このように株式投資は銘柄の売買の周期次第でベストな投資手法が変わる以上、株式投資に取り組む周期を明確にすることは非常に重要です。

特に周期の確認は欠かせない

株式投資の手法選びの際は周期を決めることが欠かせない
先ほどベストな株式投資の手法を考える際に欠かせない3つの項目をご紹介しました。復習もかねてこの3つの項目については改めて振り返ってみます。

  1. 投資の王道に沿うこと
  2. 目標を達成できるかどうか
  3. 投資の周期を決める

この3つはどれも重要ですが、最も大切なのは何だと思いますか?

実は、3つ目の「投資の周期」です。どうしてこの「投資の周期」が重要かというと、「周期」次第で株式投資に取り組む際に最適なスタンスが変わるからです。

現にいくら①の「投資の王道に沿っている」と②の「目標達成に繋がる」を満たす手法であろうとも、平日は仕事で予定がほとんど埋まっているサラリーマンが、相場とのにらめっこが必須の「短期型の株式投資」に着手するのは不可能。

この例は極端にせよ選択する周期を誤るとどんなに完璧な投資手法を考えようと、「絵に描いた餅」になるリスクがあります。この点を考えると株式投資で利用する手法を考える際には、まずはじめに「選定する周期」を明確にしたいですね。

ちなみに管理人のおすすめの「投資周期」は、長期型。どうして長期型の株式投資をおすすめするかというと、長期型の株式投資はサラリーマン投資家をはじめとした「非プロ投資家」と最も相性が良いからです。

この長期型の株式投資はどんなものであり、長期型の株式投資におけるおすすめのトレード手法にはどんなものがあるのかについてこれから見ていきます。

長期型の株式投資の方法

長期型の株式投資は銘柄を持ち続ければよいので、非常に楽
実はこの長期型の株式投資でやることは実は非常にシンプルです。なぜなら、どんなトレード手法を利用するにせよ、長期型の株式投資でやることは銘柄を買い、買った銘柄を長期間保有し続けるだけだからです。

この「買った銘柄を長期間保有し続けるだけ」と聞くと、いかに長期型の株式投資が楽なのかわかるのではないでしょうか?

このような特徴を持つ長期型の株式投資におけるおすすめの投資手法や売却手法に関しては、これからご紹介します。

割安銘柄・分散術

一番最初にご紹介する「割安銘柄・分散術」という手法は、現時点で評価されていない優良銘柄を探し、その株に分散投資することを意味します。

具体的にはPERやPBRが優れた企業株を10社~20社ほどリスト化し、リスト化した企業株については全て財務諸表やビジネスモデルを調べ上げ、割安さに加えて将来の展望も確認します。そして両方が優れていると判断したときにのみ投資を決行します。

これを行うだけで、過小評価されている優良銘柄で分散投資が可能になります。この「割安銘柄・分散術」はやることが非常にシンプルな手法なので管理人は株式投資でよく利用します。

ダブル指値術

損切り値と利確値の指定を同時に行うことが株式投資では非常に重要である
先ほど概要をご紹介しました「割安銘柄・分散術」という投資手法を成功させるコツは、「ダブル指値術」という売却手法を絡めることです。

この「ダブル指値術」という手法を端的にご紹介しますと、「損切り用の指値」と「利確用の指値」を同時に指定することを指します。

つまり、「損失の許容ができる最大の値下がり値」と「理想的な利確値」に指値を設定し、どちらかにいくまで放置をするのです。

これを行えば、普段忙しくて相場をなかなか見る時間がなくても、想定外の損失は起こりませんし、値が上がった銘柄の「売り逃し」の防止も同時に行えます。

この「ダブル指値術」という売却手法を利用すれば、原則として株式投資で大敗はしません。

1ヶ月単位で値を見直す

「割安銘柄・分散術」という投資手法と「ダブル指値術」という売却手法をより効果的に使うコツは、1ヶ月単位での指値の見直しです。

なぜなら、「ダブル指値術」というのは損切りラインと利確ラインを決めている以上、その値にならない限りは一生決済がなされないからです。

この「指値の見直し」の鍵になるのは、「不調時の損切りポイントの引き下げ」と「好調時の損切りラインと利確ラインの引き上げ」。

要は見切りと利益拡大

株式投資では、「ダメな株はすぐに捨て」、値が上がった株は保有し続けるのが望ましい
まず前者の「不調時の損切りポイントの引き下げ」というのは、選んだ銘柄が不調の場合に銘柄の値上がりをあきらめて、素早く売却するために「損切り価格を上げる」ことを意味します。

この「見切る」というのは、長期型の株式投資ではあまりお勧めしない人がいますが、「ダメな株はダメ」と素早く見切って現金化し、その資金を他の有望株に回すというのは資金が限られているのでしたら非常に有効です。

また後者の「好調時の損切りラインの引き上げ」というのは、順調に株価が上がった時に損切りラインを購入時の価格に引き上げたり、狙える利益額を大きくするために利確ラインを高めることを意味します。

これを行えば、売り逃しを避けながら、最初に予定した利益額を上回る規模の利益を株式投資で狙えます。

このように「意図的な見切り」と「利確ラインの拡大」は、長期型の株式投資において非常に重要なので、しっかりと押さえることをおすすめします。

これまでの振り返り

これまでの振り返り
このページも後半に入るので、これまでご紹介した内容の中で特に重要な点を振り返ってみます。

  • 原理原則に沿わない投資手法はダメ
  • 善し悪しの基準は目標の達成確率
  • 手法を選ぶ鍵は投資の周期
  • プロ以外には長期投資がベスト

これらの内容を覚えていますでしょうか?それぞれの内容についてはこれから簡単に改めてご紹介します。

4つの項目の振り返り

「原理原則に沿わない投資手法はダメ」というのは、良い手法には株式投資の原理・原則が含まれている以上、これが含まれない株式投資手法はダメなものが多い、ことを意味します。

また2つ目の「善し悪しの基準は目標の達成確率」というのは、株式投資の手法の善し悪しは目標の達成率の高さで判断するべきだ、という点を意味しております。

そして3つ目の「手法を選ぶ鍵は投資の周期」というのは、株式投資で利用する投資手法を考える際には、投資手法を考える前に「短期・中期・長期」のどの周期で株式投資に取り組むかを考える必要があることを意味しています。

また4つ目の「プロでないなら長期投資がベスト」というのは、専業トレーダーではないのなら長期型の株式投資を選ぶのが無難であることを指しております。

投資手法よりも銘柄選びが

これにて「株式投資でトレード手法を選択する際の大原則」と「おすすめの投資手法」について特集したこのページの本題は終わりますが、最後に本題とはややずれますが、衝撃の事実をご紹介します。

その「衝撃の事実」というのは、株式投資において手法はそこまで重要ではないという点です。この「投資手法はあまり重要ではない」と聞くと、「えっ?」と思うかもしれませんが、まぎれもない事実。

なぜなら、株式投資というのは株価が上がる銘柄を探す投資である以上、よほど変な投資手法を選ばなければ銘柄選びに力を入れるだけで成果が出てしまうためです。

この事実を考えると、株式投資で勝ちたいのでしたら投資手法を検討するよりも先に投資先を真剣に検討することが欠かせません。

この株式投資において「投資手法よりも重要な投資先」の選定のコツが気になりましたらこちらをどうぞ。

銘柄選びのポイントとは?

本気なら投資顧問を使う

本気で株式投資で勝ちたいなら投資顧問を利用するべき
最後にここまでお付き合い頂いたあなたに質問させてください。あなたは本気で株式投資で勝ちたいですか?

おそらく、今のあなたのこの質問への答えは「Yes」だと思います。しかし、ここで鍵になるのが「本気で勝ちたいのか?」という点です。

もし本気で株式投資で勝ちたいのでしたらあなたに合った投資手法や割安銘柄を定期的に教えてくれる投資顧問会社と助言契約を結ぶことをおすすめします。

この投資顧問会社とはどんな組織であり、投資顧問会社と助言契約を結ぶとどんなメリットが得られるのか気になりましたらこちらをどうぞ。

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