日経平均株価連動型の先物商品の購入手順

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日経225先物の買い方と効果的な購入戦略を徹底解説

5分でわかる日経225の上手な買い方

実は日経225先物に興味を持ちながらも買い方がわからず、チャレンジを断念している人は少なくありません。何を隠そうと管理人自身がそうでした。

実は日経225先物は株や投資信託といった普通の投資商品と違い、特殊な証券口座を開設しなければ購入自体ができないので買い方がなかなかわからないのは実は至極普通なのです。

しかし、逆を言えば正しい買い方を知り、購入が可能な取引環境さえ手に入れれば株や投資信託と同じように普通に売買が可能な投資商品であるのも事実。

このことをご理解いただくためにこのページではいまひとつ買い方が知られていない日経225先物を購入する際の手順と正しい投資方法について投資歴が今年で7年になる管理人がまとめてみました。

最後まで内容に目を通せば日経225先物はどのように買えばよいのか、そして効率よく日経225先物に投資をするためのステップがよくわかります。

買い方よりも重要な口座の開設

日経225先物取引を始めるには、①資金の準備、②取引の理解、③口座の開設、そして建玉という3段階の工程を経て取引が開始となります。

この①~③の工程はどれも大切ですが、特に③の口座の開設は取引に取り組む際の土台になるので最も押さえなくてはいけないポイントになります。

そこでここからは、③の口座の開設からの取引開始までの工程についてご解説します

専門の証券口座の準備は必須

一般的な証券口座では、日経225先物取引やオプション取引を行うことはできません。つまり日経225先物やその他のオプション取引を行うためにはそれ専用の取引口座が必要になります。

したがって日経225先物取引を行うためには日経225先物取引を行える証券口座をまずは開設することが欠かせません。

ちなみにこのタイプの証券口座は大半の証券会社で開設できるので、まずは今口座をお持ちの証券会社で日経225先物に対応した証券口座の開設申請を出すことをおすすめします。

ネット送金の可否は非常に重要

ちなみに、証券会社で日経225先物に対応した口座を開設する際はネット送金が可能な口座を選択するのが無難です。

なぜなら取引を行う中で追証などが発生した場合、ネット送金が行えず送金が遅れるとすぐに相場から追い出されるからです。

その一方でネット送金が可能なら市場から追い出される前に入金するチャンスがあるからです。

もちろん追証にならないに越したことはありませんが、戦略上必要なときもあるので準備しておくのが無難です。

開設のための特別な準備は不要

ちなみに口座を開設する際に必要なるものは、身分証明書ぐらいなので、特に何かを準備して口座開設をするということはありません。

おそらく、一度でも証券会社や銀行で口座を開設した経験をお持ちの方でしたら特に問題なくできるはずです。

それに万が一困ったことがあれば証券会社のカスタマーサポートに電話をすれば助けてもらえますので安心です。

ログインをして注文する

日経225先物取引やオプション取引を行う上で最も重要なことは「買う」ことそして「売る」ことです。

この2つの行為を行わず、机上の計算や机上の理論を並べていても利益も損失も発生しません。つまり日経225先物の取引ができる証券口座を開設した後は実際の取引を開始するのが欠かせないのです。

そこでここからは実際にオプション取引のトレード環境で取引を始める方法についてご紹介します。

ログイン方法とは?

証券口座を開設すると、自分の口座に対してログインするためのIDとパスワードが発行されます。

そのログイン画面を利用してログインして注文を出すことになります。

またこのほかにも電話で注文をする方法もありますが、専業トレーダーでなければ、そのやり取りは日中しかできないこともあり、難しいでしょう。

ログイン後の流れ

ログインできたら、注文を選択していくことになります。取引の選択肢は、買うか売りかのどちらかになります。

つまり、上昇を利益とするか、下落を利益とするかの選択肢となります。

こちらの判断は非常に重要になりますので、オプション取引に着手する際は毎日の相場チェックは欠かせません。

また、買い、売りのどちらをログイン画面で選ぶにせよ、買い方・売り方には
①成行、②指値、③逆指値という3種類の注文の出し方があります

この成行・指値・逆指値の中身については1つずつご紹介します。

成行・指値・逆指値の違い

成行注文とは、相場における現在の取引価格にて注文を出す方法です。もっとも簡単であり、現在価格での約定となる可能性が高いです。

他方で、指値注文は現在よりも有利な価格(買いであれば安く買いたい、売りであれば高く売りたい)での取引成立を目指す取引になります。

こちらは買い注文なら指値価格よりも売り呼び値が下がった場合、そして売り注文の場合は指値価格よりも買い呼び値が上回った場合に取引が成立します。

そして逆指値注文の場合は、指値注文とは逆の特性(買いの場合はより高い位置で買う、売りではより下がったところで売る)を持った注文の仕方になります。

この注文方法はどちらかといえば守りに使われることが多い注文方式ですが、反対に上手くいっているときの追撃注文にも使える取引となっています。

注文方法を決めた後の流れ

今ご紹介しましたように利用する注文方法によって日経225先物との関わり方が変わる点を念頭に置くことは非常に重要です。

ちなみに注文方法が決まった後は取引枚数を確認し、注文の有効期限(ナイトセッションまで有効にするか否か)を決定します

そしてこれらを終えて注文を出すと、取引が成立するか、注文を取消す、または失効するまで注文が保留されます。

一見複雑に見えますが、これだけで取引が完了するので、非常に簡単といえば簡単です。

日経225先物の効果的な買い方

日経225先物取引では買い方と売り方、そして相場からの撤退ルールを決めることは重要です。

しかし、これらに力を入れようとそもそもの相場にエントリーする際のタイミングを誤ると収益が出ることも少なく、損失につながります。

こんな結果になって取引が失敗することを防ぐためにも日経225先物に関わる際には効果的な買い方をきちんと押さえることが欠かせん。

効果的な買い方とは?

ちなみに効果的な買い方とは、基本的に無理をせず、取引を行いながら有効なポジションを増やしていくことになります。

この話を聞くと少し意外かもしれませんが、オプション取引ではドルコスト平均法の様に徐々に取引数を増やす買い方が重要なのです。

要するに少ない枚数を価格差をつけながら買い増していき、徐々に取引枚数を増やしてリスクを抑えながら現実的な成果の実現を狙っていきます。

そしてこの時に重要なことは先物取引やオプション取引には限月があるため、必ずそのタイミングを見ながら買い進めていくことです。

この限月との関わりは日経225先物の世界では非常に重要なのでチェックしたいですね。

相場の動きを確認する際の大原則

ちなみに限月のチェックと同じくらい重要なことの1つに今後の相場の動きをその都度確認することがあります。

もちろん相場の確認が重要といっても長期的な視点で相場の変動を予想するのは簡単ではないのは事実です。

しかし、この前提がありながらも基本的には直近半年の価格よりも安ければ買い、高ければ売りというスタンスで関わることをおすすめします。

そしてこの流れが明らかな時にエントリーするようにしましょう。特におすすめなのは
自分で価格差を設定し(500円刻みなど)買い増していくこと
です。

このペースでポジションを調整しながら買いしてロールオーバーのタイミングで決済をできるようにしておけば、そんなに損失が膨らむことはありません。

資金管理も欠かせない

もちろん、相場を確認したからといってもそれだけではオプション取引の成功はできません。

それでは何をするべきかというと、買い方と売り方それぞれに証拠金がかかるため、資金管理に力を入れることです。

資金管理をする際には、両建てという形でボックス相場を乗り切ることも重要ですが、それ以上にまずい時にはスパッと決済しておくことのほうが重要になります。

このように手元の資金の残高を見ながらスパッと決済を行えば、必要以上にポジションが増えるのを防ぐこともできます。

また利益を確定しながら取引を行うことで、やめるタイミングも同時に学べるので、慣れる、という意味でも重要になります。

そしておよそ半年程度で潮目が変化するため、そのタイミングではしっかりポジションをオフしておくこという姿勢も重要になります。

ちなみに予算はいくら必要なのか?

日経225オプション取引を行う際に自分がどの程度投資できるのかというのは、取引枚数を決める上で非常に重要な指標になります。

保有資金と選択肢の関係性

例えば、100万円しか支出できない(追証できない)となった場合に、2枚保有することはできません。(証拠金が不足しているため)

しかしながらミニ取引を使えば、先述を広げることも可能です。そして取引を戦術的に行うためには、2枚以上の複数枚取引が必要となるため、少なくとも200万円以上の資金は準備しておきたいところです。

現金ではなくとも現在保有している有価証券でも代用することができるので、株を保有しながら別の投資を始めるという選択肢もあります。

しかし、どちらにせよ持ち過ぎは失敗のもとになるので注意が必要です。そのためにも保有するポジションの数や配分に関しては気を配ることが欠かせません。

目安の初期資金額と配分比率

この保有枚数や保有ポジションを管理する際の効果的な方法としては、買い2:売り1の配分で持つことです。

これを心がければ選択できる戦略の幅が広くなるため、円滑に進めるためには500万円程度の資金(現金、有価証券含め)があれば問題ないでしょう。

ちなみに有効な比率としては、常に必要な証拠金の3倍以上、つまり300%以上を保有することです。

これくらいの比率を保有し続けないと急な変動に巻き込まれ、損切を繰り返すことになるでしょう。

そうならなくて済むように、普段から使用する証拠金は、預託額の3分の1までに抑えておく必要があります。

逆に言えばこの水準を維持しておけば、急な変動が起きても両建てという取引を行うことによる損失の限定に取り組んでの資金管理が可能になりますので心がけることをおすすめします。

買いだけではなく売りも絡める

日経255オプション取引や、日経225先物取引を始めるにあたり、必ず利用したほうがお得になる取引が、売り取引です。

売り取引では買い取引で収益を上げる取引(一般的な銘柄株投資や投資信託)とは異なるタイミングで収益を上げることができるため、買い方の狼狽売りという売りが売りを呼ぶタイミングがあります。

そのタイミングで特大の収益を上げることができりため、売り取引には注目が必要です。ちなみにリーマンショックやバブルの崩壊時にでも大きく利益を出している投資家は基本的に売り取引を使っています。

要するに売りの効果的な利用は日経225先物の成功には必須なのです。

まずはミニ日経225先物取引を始める

一見すると日経225先物取引や日経225オプション取引は、上昇相場と下落相場の両方を考慮に入れて動く必要があるために、とても難しいものに感じるかもしれません。

事実、これらは他の取引に比べてみるべき指標が多いので難易度が高いといわれております。それにレバレッジ取引でもあるので、リスクもあるので簡単ではないのは事実。

これらの実情を考慮すると、まずは10分の1の金額、取引数量で始められる日経225先物ミニ取引を始めてみるのが無難。

そしてミニ取引を繰り返して慣れるにしたがって必要な取引回数をこなすことができ、多額の資金を準備しなくとも、取引を開始することができます。

したがって、初心者の間はミニ取引で経験を積んだ上で通常版の取引に取り組むことをおすすめします。これにてこのページの内容は終えますが、最後に当ページの訪問者に人気の記事をいくつかご紹介します。

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