優待特典がお得なおすすめ企業一覧

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「株主優待券が豪華な企業株一覧」

株式投資における銘柄選びにおいてついつい注目してしまうのが株主優待券の有無ではないでしょうか?

特に株を買ったらどんな商品や商品券がもらえるのか、そして何株以上買えば株主優待券がもらえるのか、というものは誰もが気になるもの。

このように企業銘柄選びにおいて非常に重要になる株主優待券ですが、どの会社の特典が特筆すべき水準のものなのかはあまり知られていません。

そこでこのページでは株主優待券が本当にお得な企業名とその特典内容、そして個人投資家が株主優待券と上手に関わるコツについてまとめてみました。

最後まで目を通しますと、株主優待券が手厚い優良企業の名前や目先の特典の良し悪し以上に銘柄選びにおいて注目すべきポイントが良く分かります。

特典がお得な銘柄ランキング

まずはじめにこのページの冒頭でご紹介しましたように株式投資歴が6年の管理人が注目をしている株主優待券(優待特典)が豪華な企業名をランキング形式でまとめてみました。

ランキング順位 企業名
1位 ANA
2位 JR西日本
3位 イオン
4位 サンリオ
5位 ディズニー

このランキング形式で取り上げた会社の簡単な特徴と株主優待券(特典)の内容についてはランキング上位順にそれぞれご紹介します。

ANA

まずランキング1位の会社として最初にご紹介するのはANA。このANAというのは全日本空輸という会社の略称でして、この会社のメイン事業は国内線並びに国外線を利用しての人・物の空輸。

このような航空輸送事業がメインの生業になっているANAが株主に提供している株主優待券(特典)はこちらの2つ

  1. 渡航用航空券の割引券
  2. ANAの運営施設の優待クーポン

まず前者の「渡航用航空券の割引券」というのは簡単に言えば航空券の半額チケットです。つまり、片道3万円のチケットならその半額の1万5千円で買える権利が付与されます。

そして後者のANAの運営施設の優待クーポンというのは、ANAが運営しているゴルフ施設やホテルの利用料金が割引になる割引券。(割引額は正規の購入額の10%)

特に前者の「渡航用航空券の割引券」は非常に重要なので、注目しておきたいところです。

ちなみにこちらの「渡航用航空券の割引券」の配布枚数は保有株数によって変動するものであり、その変動具合はこのようになっております。

保有株数 配布枚数
100~199 1枚
200~299 2枚
300~399 3枚
400~999 4株プラスα
*200株毎に1枚追加
1000~99999 7枚プラスα
*400株毎に1枚追加
100000以上 254枚プラスα
*800株毎に1枚追加

この表を見ても一目瞭然のように、保有株数が多ければ多いほど配布される株主優待券の枚数は多くなります。

JR西日本

ランキング第2位の企業としてご紹介するのはJR西日本です。この会社は北陸・近畿・中国地方の鉄道網を持つ会社であり、JR東日本と双璧の日本最大級の鉄道運用会社です。

このような特徴を持つJR西日本は企業株保有者に対してこのような株主優待券(特典)を提供しています。

乗車券の値引き優待券

この優待券というのは、普通乗車券・特急券・グリーン券といった各種の切符を半額で買えるチケット形式の株主優待特典です。

このJR西日本の株主優待券の配布枚数は他の企業の株主優待券と同様に保有株数と連動しており、連動具合はこちらの通り。

通常配布 追加配布
100株~299株
100枚単位で1枚 無し
300株~499株
100枚単位で1枚 1枚
500株~1000株
100枚単位で1枚 2枚
1000株~1099株
100枚単位で1枚 3枚
1100株~10099株
10枚+α
200枚毎に1枚追加
3枚
11000株~19999株
55枚+α
300枚毎に1枚追加
3枚
20000株
100枚 3枚

ここでまとめましたようにJR西日本の株主優待券の配布は通常配布と追加配布に分かれております。

前者の「通常配布:は保有株数に応じて株主優待券を配布する普通の配布制度であり、後者の「追加配布」というのは一定割合の株式を保有している投資家向けのボーナスのようなもの。

このボーナスは300株以上保有すれば還元対象になるので、JR西日本の株式を購入するのでしたら保有株数を300株以上にするのが賢い選択になります。

イオン

次にご紹介する株主優待券がお得な企業株はイオン株式会社の発行株式です。

このイオン株式会社というのは、スーパーやイトーヨーカドーをはじめとした大小のショッピング店を運営している国内屈指の流通業者。

このような特徴を持つイオン株式会社の株主優待券は非常に豪華であり、イオンの株式を保有すると以下の3種類の特典を得ることが出来ます。

  1. 毎日のキャッシュバック
  2. 毎月20日と30日の割引
  3. お会計時の割引・優待料金特典

ここで取り上げたそれぞれの内容については上から順番に1つずつご紹介します。

まずはじめの「毎日のキャッシュバック」というのは、イオンが株主向けに提供するカードを利用して買い物をすれば毎日支払額の一部が戻ってくるキャンペーンです。

この還元レートについては保有する株数に応じて変動するものであり、その変動具合はこのように変わります。

保有株数 還元レート
100~499 3%
500~999 4%
1000~2999 5%
3000 7%

そして2つ目の20日と30日の割引サービスというのは、毎月20日と30日はお会計金額から5%が割り引かれるサービス。

また3つ目の「お会計時の割引・優待料金特典」というのは、割引・優待料金で商品を買える権利のことを指します。

どれも非常にお得な特典ですので株主優待券狙いで株式投資に取り組むのでしたらイオン株式会社の企業株を買うことをおすすめします。

サンリオ

ランキング第4位の会社として取り上げる株主優待券(サービス)に優れた企業は株式会社サンリオ。

このサンリオはどんな会社かというと、ハローキティをはじめとしたキャラクターの企画やグッズ販売などをしている会社です。

このサンリオという会社は国内で株主優待券が豪華な会社として知られており、株式を購入すると保有株数に応じて以下の2種類の株主優待特典がもらえます

  1. テーマパーク優待券
  2. 株主優待券

まず前者のテーマパーク優待券というのはサンリオが運営しているサンリオピューロランドとハーモニーランドに無料で入場ができる入場券のことを指します。

そして後者の株主優待券というのはサンリオショップで利用ができる商品券です。つまり、この株主優待券を利用すればサンリオショップで販売されているキャラクターグッズ等を購入することが出来ます。

ちなみにここで取り上げたテーマパーク優待券と株主優待券の配布枚数はあなたの保有している企業株の総数次第。このことをご理解いただくために保有株数に応じて配布枚数がどのように変わるのかについてまとめてみました。

テーマパーク優待券 株主優待券
100株~499株
3枚 1000円券×1枚
500株以上
6枚 1000円券×1枚
1000株以上
8枚 1000円券×2枚
4000株以上
10枚 1000円券×2枚
1万株以上
12枚 1000円券×2枚
5万株以上
15枚 1000円券×2枚
10万株以上
20枚 1000円券×2枚

このように保有株数に応じてテーマパークの入場券の枚数が変わりますが、年に何度も足を運ぶ程のテーマパークではない以上、サンリオの企業株を買う際は購入する株数は慎重に考えたいものです。

オリエンタルランド

株主優待券が手厚いおすすめの企業の5社目として取り上げるのは、ディズニーランド並びにディズニーシーを運営しているオリエンタルランド。

このオリエンタルランドは株式を保有する投資家に対してディズニーシーまたはディズニーランドに入場が出来る株主優待券を毎年配布します。

ちなみにディズニーランドもディズニーシーもワンデイチケットは7400円なので、オリエンタルランドの株主優待券の価値は1枚7400円相当です。これはなかなか魅力的ですよね。

当然、オリエンタルランドも他の会社と同様に株主優待券の配布数は各投資家の保有株数で決めております。そしてこの保有株数と株主優待券の配布枚数の関係はこのようになっております。

9月の配布数 3月の配布数
100株以上
無し 1枚
400株以上
1枚 1枚
800株以上
2枚 2枚
1200株以上
3枚 3枚
1600株以上
4枚 4枚
2000株以上
5枚 5枚
2400株以上
6枚 6枚

ここで一覧にしましたようにオリエンタルランドが株主優待券を配布する月は3月と9月の年2回ですが、9月の配布対象になるのは400株以上保有する個人投資家のみ。

この点を考えると株主優待券目当てでオリエンタルランドの株式を買うのでしたら400株以上保有するのがお得という結論になります。

優待特典と関わる際の注意点

ここまでご紹介しましたように株主優待券(特典)の中身は各社で大きく異なりますが、どの企業の株主優待券に目をつけるとしても投資前にこちらの4点については必ず念頭に置く事が求められます。

  1. 受け取る資格の確認をする
  2. 原則として税金の対象になる
  3. 有効期限がある
  4. 特典の魅力度は保有株数次第

この4つのポイントの詳細については上から順番にご紹介します。

受け取る資格の確認をする

最初にご紹介する株主優待券(特典)と関わる際のポイントは、株主優待券を受け取る資格があるかどうかを確認することです。

実は株主優待券というのは誰もが手にする権利があるのではなく、株の発行元が定めた条件を満たした株主にのみ配布されます。

この株主優待券の配布対象者の詳しい条件については各社の公式サイトで記載されておりますので後ほどご確認頂きたいのですが、特に重要になるのが「株の購入日」と「株の売却日」

実は株の発行元の各社は株主優待券を配布する割り当て基準日を設けており、その日より前に銘柄を売却してしまうと株主優待券は手に入りません。

しかも原則として株主優待券の配布対象になるためには、配布日の3営業日以前に株式を購入する必要があるので、株主優待券の配布に合わせてぎりぎりで株式を購入すると配布対象者から外れる恐れがあります。

税金がかかる

2つ目の株主優待券とのかかわりにおいて重要になるのは、株主優待券と税金の関係です。

実はあまり知られていませんが、株主優待券というのは税金の対象になります。なぜなら、株主優待券というのは商品券や〇〇チケットという形で通常金銭的な価値があるものだからです。

しかも株主優待券による利益は通常、雑所得として税額計算されます。つまり、通常の株の売買で発生する有価証券の売買譲渡益と違い、20.315%という一律税率が課されている申告分離税の対象になりません。

それでは肝心の課税率はどうなるかというと、あなたの総所得との兼ね合いで決まるのです。この総所得に応じた雑所得の課税率や課税対象額の計算方法が気になりましたら、国税局の公式サイトをどうぞ。

特典には期限がある

効果的に株主優待券を活用する際の3つ目の注意点は株主優待券の有効期限を常に念頭に入れることです。

この「株主優待券には有効期限がある」という点はあまり知られておりませんが、各企業が投資家に還元する株主優待券の裏側には原則として有効期限が記載されております。

例えば、今回のページでご紹介したオリエンタルランドの株主優待券である東京ディズニーランド並びに東京ディズニーシーの1日パスの場合、有効期限は1年となっております。

当然、1年という有効期限がある以上、その1年を過ぎてしまうと単なる紙切れになってしまいます。この点を考えると株主優待券を手に入れた場合は、有効期限の期間中の間に活用したいですね。

株数次第で特典の魅力度が変わる

実は株主優待券目当てで株式投資に取り組む際には、購入する株数に関しては気を配ることをおすすめします。

どうして購入する株数が重要かというと、各企業の株主優待券の配布数のお得度合は保有株数によって変わるからです。

このことをご理解いただくためにこのページの前半部に取り上げたオリエンタルランドの保有株数ごとの株主優待券の配布数を改めてご紹介します。

9月の配布数 3月の配布数
100株以上
無し 1枚
400株以上
1枚 1枚
800株以上
2枚 2枚
1200株以上
3枚 3枚
1600株以上
4枚 4枚
2000株以上
5枚 5枚
2400株以上
6枚 6枚

ここで一覧にしましたようにオリエンタルランドの場合、100株以上400株未満の場合ですと3月に1枚のワンデイパスが配布されるだけ。

その一方で保有株数が400株を超えると9月にも1枚もらえます。これはかなりの違いですよね。

さらに続けると400枚~800枚未満の保有数の場合、3月と9月にそれぞれ1枚の株主優待券が配布されますが、保有株数が800枚を超えると3月と9月の配布数は2枚になるのでお得さが増します。

もちろんこの話はあくまでオリエンタルランドのケースですが、他の会社の株主優待特典も保有株数によって特典の魅力度が変わる以上、株主優待券を目当てで企業株を買うのでしたら購入株数の慎重な検討は必須

株主優待券はあくまでおまけ

このページではここまで株主優待券がお得な企業名と株主優待券目当てで株式投資と関わる際のポイントについてご紹介しました。

正直な話、ここまでの内容を念頭に置けば株主優待券を狙った株式投資で満足のいく結果を十二分に見込めます。ですが、株主優待券を第一に考えた株式投資には1つだけ決定的な問題点があります。

それは何かというと、株式投資において株主優待というのはあくまでおまけである以上、おまけに着目して投資する企業株を選ぶのはかなり危険であるということです。

株の良し悪しは割安性

今更の話になるかもしれませんが、株式投資における損失の発生と利益の発生はつまるところ、投資した株式の価値の変動次第です。

つまり、投資した株の値が上がれば利益が出ますし、値が下がれば損失が出ます。この株式の値上がり・値下がりにおいて株主優待券の豪華さはあまり関係ありません。

それでは何が値上がり・値下がりを決めるかというと、投資した株式の割安さです。

現に株主優待券を配布しない会社であっても株価が割安な企業株は徐々に値が上がり、結果として優待特典が気にならないぐらいの利益が出ます。

その一方で株主優待券がいくら豪華であっても割高な株はじりじりと適正な株価に近づく以上、優待特典では補えきれないくらいの損失が出ます。

この点を考えると株主優待特典は株式投資においてあくまで「おまけ」であり、優待特典狙いで株式投資に取り組むのは決して賢明な投資行為とは言えないのです。

販売店経由で特典を買取りする

先ほど株主優待券をベースに投資する企業を選ぶのは株式投資において悪手といいましたが、どうしても株主優待特典が欲しい時は株主優待券の買取り・販売店を利用することをおすすめします。

この株主優待券の買取り・販売店とは何かというとその名の通り、各企業の株主優待券を買い取ったり、販売したりしているストアー(ショップ)です。

こういったストアーを利用すれば使う見込みがない株主優待券を売却できますし、どうしても欲しい株主優待券を株を買わずに手に入れることが出来ます。

有名な株主優待券の買取り・販売店としては楽天オークションやYahooオークションをはじめとしたオンラインストアーやオフラインの金券ショップがあります。

特にネットオークションの場合は明らかに相場よりも安い価格で購入することが出来るのでおすすめです。現に管理人自身、ヤフオクを利用してドトールとマックの商品券を定価の3割引きの価格で買ったことがあります。

このようにどうしても欲しい株主優待券の購入や使う見込みのない株主優待券を売却する方法はある以上、投資する企業株を選ぶ際は株主優待券の良し悪しよりも株価の割安度合いを重視するのが無難。

おすすめは投資顧問への相談

株式投資においては株主優待券の豪華さよりも企業株の割安さが重要である以上、株式投資で成功したいのでしたら割安株を探すのが必須です。

しかし、この割安株を個人で探すのは大変ですし、株主優待券が豪華で割安な企業株を探すのはさらに困難。

この点を考えると「株式投資で成功をしたい」、「株主優待券がお得な企業株の中で割安な株を見つけたい」ということでしたら、自力で探すのを断念することをおすすめします。

それではどうすればよいかとうと、銘柄探しのプロの手を借りるのです。

この銘柄探しのプロというのは投資顧問というものであり、この投資顧問を利用すれば将来性のある企業銘柄や株主優待券がお得な企業株の中で割安性の優れた企業株を毎月・毎週紹介してもらえます。

このような特徴を持つ投資顧問の提供サービスの特徴や契約時の相場単価、そしておすすめの会社名については以下のページでまとめているので、このページの内容と併せて目を通してみてくださいね。

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