「株式投資の4大メリットを一挙公開」
当たり前かもしれませんが株式投資を始めるのにはお金も時間もかかるので、着手する意義を感じないとなかなか始めることが出来ないかと思います。
それでは時間とお金をかけてまでわざわざ株式投資を始める意味やメリットには一体どんなものがあるのでしょうか?
この疑問の答えを一緒に考えるためにもこのコンテンツでは株式投資の主なメリットについてまとめてみましたので一緒に目を通していきましょう。
このページの目次
株式投資の主なメリット一覧
実は株式投資のメリットを考えると色々と出てきます。そのため全てのメリットを取り上げるのは難しいので、色々とあるメリットの中で特によく注目される4つのメリットを一覧にしてみました。
- キャピタルゲインが手に入る
- 毎年インカムゲインが入る
- 株主優待サービスがある
- 取引の中で経済や政治に精通する
この4つのメリットの詳細については簡単に1つずつ見ていきます。
キャピタルゲインが手に入る
実は株式投資の損益は買った株を買値より高く手放せば利益が発生し、逆に安い地点で売れば損失が発生します。
このルールを考えると明らかに安価な価格の株を見つけて買えば、高確率で勝ててしまいます。しかも株式の中には巨額のキャピタルゲインが発生するものも少なくありません。
例えば有名なケースですとガンホーという会社の株式は2年間の間に株価が元々の価格の100倍近くにまで上がりました。
流石にガンホーほどのケースはあまり想定できませんが、1年で株価が50%くらい上がることは珍しくありません。
この点を考えると、株式投資に取り組めば本業の給与以上のキャピタルゲインを手に入れる可能性も十分にあるのです。このメリットは覚えておいて損がありません。
毎年インカムゲインを得られる
2つ目の株式投資に取り組むメリットは配当金というインカムゲインの発生です。
そもそもこの配当とは何かというと、銀行でいう利息のようなものです。つまり、株を保有していれば毎年企業から一定のレートに基づいた金額があなたの銀行口座に振り込まれるのです。
気になる配当利率に関しては、現在の日経平均採用銘柄の平均配当利回りは約1.8%となっております。この1.8%といのは事実上のマイナス金利の日本の銀行預金の利率とは段違い。
株を保有していれば 銀行の預金よりも格段に利率の良いインカムゲインがもらえるのは株式投資の大きなメリットと言えます。
株主優待サービスがある
3つ目に紹介する株式投資のメリットは株主優待がもらえることです。
この株主優待というのは株主に還元される特典のことでして、配布される特典には商品券といった金銭的な価値を持つものから、コンサートの優先予約のようなものまで幅広くあります。
いずれにせよ、株主優待サービスは、先ほど紹介した配当と同様に株を持っているだけでもらえるので、非常にお得です。
経済や政治に精通する
実は株式投資を始めると、自ずと新聞やニュースに目を通すので最新の時事問題や世界情勢に詳しくなれます。この理由はいたってシンプルで、最新の時事問題、政治情勢、経済問題が分からないと株式投資で勝てないので、自ずと勉強することになるからです。
現に管理人自身、株式投資を始めて以来、経済や政治に対する関心が強まり、それは本業の仕事でもいきております。
収入を増やすといった所得面でのメリットがクローズアップされる株式投資ですが、副次的なメリットもあるというのは知っておいて損がありません。
主なデメリットの一覧
ここまで株式投資のメリットについて見てきましたが、実際に株式投資を始めるかどうかを決める際にはデメリットを押さえることも欠かせません。
そのためにも株式投資に取り組むことで生じる主なデメリットを一覧にしてみました。
- 損失を出すリスクがある
- 銘柄探しに時間がとられる
- 精神的につかれる
この3つの中身についてそれぞれ見ていきます。
損失を出すリスクがある
投資の世界にはリスクがつきものです。それは株式投資にも該当します。
現に株式投資の世界では予測の出来ないことも起こる以上、どんなに順調な相場でも損失を出すリスクがあります。それにそもそもの話になりますが、投資のプロでも負けることがあるくらいです。
この点を考えると常に負けるリスクや投資に回した資金が減るリスクがあるという点の認識は欠かせません。
銘柄探しに時間がとられる
また銘柄の選定に時間を取られてしまうこともデメリットの一つにあります。
実はこのデメリットは株式投資に力を入れれば入れる程、大きくなります。現に株式投資で失敗しないように銘柄について詳しく調べれば調べるほど、時間を取られます。
一日の時間は誰でも24時間である以上、既に本業と家族サービスで忙しいのでしたら株式投資は大きな時間的な負担になることが十分に想定されます。
精神的につかれる
株式投資を始めるとどうしても株価が気になって何度も株価をチェックするようになります。特にこれは株式投資初心者の間はなおさらです。
正直な話、株価が上がったときはうれしいものですが、株価は下がることがあります。
常に相場の流れに振り回されると精神的に疲れてきます。それにひどい時にはアフターファイブや休日も株価が気になって生活が破綻寸前に追い込まれる可能性すらあります。
こうならないためにも株式投資に取り組む際はあらかじめ購入した銘柄の売却ラインを決めておくことをおすすめします。
具体的には2割上がったら利確する、1割下がったら損切するといった形のルールを決めるのです。これを行うだけでストレスを溜めることなく株式投資と関われます。
メリットはデメリットより大きい
ここまで株式投資のメリットとデメリットの両面を見てきました。
正直な話、株式投資にはメリットだけでなくデメリットもある以上、株式投資を始める際にはある程度デメリットを受け入れることが不可欠です。
この「デメリットを受け入れる」というのはネガティブに聞こえるかもしれませんが、株式投資を始めるメリットはデメリットを上回るのでトータルでは割に合います。
なぜ「トータルでは割に合う」と言い切れるかというと、株式投資は損切りさえ上手に行えば大きな失敗に見舞われない上に、無限の可能性を秘めているからです。
この無限の可能性の中には「お金持ちになる」・「副収入源ができる」だけでなく、「経済や世界情勢に詳しくなる」なんてものも含まれます。
それに株式投資を通して企業の帳簿の読み方を学べば自ずと企業が社員に求める財務分析術も身につきます。
このように株式投資に取り組むことは金銭面のメリットに加えて、様々な副次的なメリットがあるのです。
メリットの数とデメリットの数を比べると株式投資を始めないという選択は損な選択になります。
この話を聞いて株式投資に取り組むことに興味を持ちましたら株式投資の始め方についてまとめているこちらのページをどうぞ。
投資信託と株のどっちがお得か?
実はこれまでメリットをご紹介した株式投資と並んで日本人に人気がある投資商品として投資信託があります。この投資信託についてはこれまで触れてこなかったので、ここまでの内容の番外編として投資信託の特徴をご紹介します。
投資信託
投資信託は銀行や郵便局で購入ができる投資商品です。
買いやすさに定評がある投資信託には基準価額の上昇を狙った無分配型のものと毎月分配金が入る毎月分配型のものがあります。
このような異なる種類がある投資信託の損益判断は元本の増減だけでなく、トータルリターンの有無で判断することになります。
ちなみにこのトータルリターンというのは、元本+分配金総額が投資額より増えたか減ったかということです。
この法則で損益を見る以上、元本は減ってしまったけど、最終的なトータルリターンはプラスだったというケースもよく発生します。
そんな持ち味がある投資信託の最大のメリットはやはり予算面のハードルの低さです。
投資信託の多くは最低投資額が数千円になっているので、会社の飲み会を1回欠席するだけで始められます。この手軽さは株式投資にはないメリットなので、注目に値します。
投資信託より株の方がお得
投資信託にも株式投資にも独自のメリットがある以上、どちらを選ぶべきかはあなたが目指す投資スタイル次第。
この「どっちがよいかはあなた次第」という大前提ありきの話にはなりますが、管理人個人としてはコスト面でお得であり、副次的なメリットが多数ある株式投資を推したいです。
特にポイントになるのが前者のコスト面です。
このコスト面に関しては投資信託は着手時に各種の手数料や管理費といった色々なコストがかかってしまうので、費用対効果が悪い投資商品なのです。そのため、投資信託を買ってもなかなか投資資金を増やすことはできません。
その一方で株式投資のコストはというと、売買時に証券会社にとられる僅かな売買手数料だけ。それに新規上場や公募増資などなら手数料を求められません。
このコスト面のメリットは大きいです。
それ以外の点に目を向けても、株式投資に取り組めば経済にも強くなりますし、純粋な期待利回りも投資顧問よりもはるかに高いというメリットがあります。
手数料の額、期待利回り、副次的なメリットを考慮すると株式投資ではなくて投資信託を選択するのはかなり損な選択になります。
そんな投資信託よりもはるかにメリットが大きな株式投資の特徴についてはこちらのページでより詳しくまとめているので、よろしければどうぞ。