5分で分かる「株で負ける」を脱却する方法
「この企業は伸びる!」
そう思って投資をしたにも関わらず、損失を出してしまうことってありますよね。
これは腹立たしいことですが、株の世界では何も珍しいことではありません。現に国内の投資家の8割~9割は利益を出せていないばかりか株で資産を減らしているという事実すらあるくらいです。
しかし、株はテレビゲームやスポーツとは違って自分のお金を張った勝負なので、負けると自分のお金が減ってしまいます。
こうなる以上、今負けているのでしたら一日でも早く負けている状況を脱却するのが望ましいですし、できることなら負け組を脱却するだけではなく、勝ち組の投資家に近づきたいものですよね。
そこでこのページではもともとは負け組の投資家であったものの株の研究を重ね、現在では安定して二桁の年利を達成するようになった管理人が、株で負けないためのコツと勝ち組投資家に最短で近づく方法についてまとめてみました。
このページの目次
大多数の負ける投資家の3大行為
当たり前かもしれませんが、株の世界には絶対に勝てる、必勝法はありません。
しかし、株で負ける確率を確実に下げるコツはあります。そしてそのコツというのは、株で負ける人の傾向を知り、彼・彼女がついついやってしまうことを避けることです。
これを聞くと当たり前のように思えるかもしれませんが、実は株で負ける人は負ける投資家がやりがちな行為を無意識のうちに行ってしまっているのでそれを止めれば勝率はグンと上がります。
ちなみに株で負ける投資家がついついやってしまう代表的な行為としてはこちらの3つがあげられます。
- 当たり前のことをしない
- 基本の基本を勉強しない
- 法則で勝負しない
これらの中身については1つずつご紹介します。
当たり前のことをしない
まず当たり前のことをしない、というのはその名の通り、株式投資家ならやるのが当たり前のことをやらずに株に取り組むことを指します。
それでは、株式投資家にとって当たり前のこと、といえば何があるかというと、こういったことがあげられます。
- きちんと損切りをする
- 投資する投資先を調べる
- 株とは余剰資産の範囲内で関わる
こういった株の世界でやるべきことをやらないと当然、株で痛い目に遭います。そこで株では負けるのを避けたいのでしたらまずはやるべきことをきちんとやることをおすすめします。
基本の基本を勉強しない
よく株の世界では勉強は役に立たない、と言われますが、これはあくまで直接的には役に立たないのであって基本的な知識自体は株の成功には不可欠です。
例えば財務諸表の読み方がわからなければ投資先の企業の財務状況を知ることができません。それにチャートが読めなければ今の相場の動向の流れを掴むのも不可能。
つまり、株の世界の基本中の基本の知識を持っていない、ということはそれだけで株で負ける理由になるのです。
法則で勝負しない
また株で負ける人がついついやることは、法則を設けずに株の売買に着手することがあげられます。
この「法則で勝負する」、というのは買値から10%値が上がれば利確する、買値から株価が7%下がれば損切りをする、といったようにマイルールです。
これらの法則(ルール)を決め、その法則通りに株に取り組めば法則がまともであり続ける限りは株で大きく負けることはありません。
そして株で負ける投資家はどうしてもこの法則がなく、場当たり的な判断で株を売ったり、買ったりしてしまいます。もしあなたにも当てはまるのでしたら是正しない限り、株でポジティブな結果は期待できません。
負け組投資家の代表的なパターン
先ほど株で負ける投資家がやりがちな3大行為をご紹介しましたが、負け組投資家のパターンについては触れませんでした。
実はこの負けるパターンを押さえてそれを避ければ自ずと負ける投資家からの脱却に繋がります。そこでここでは株で負けに繋がる代表的な4つのパターンをまとめてみました。
- 買ってはいけない株を買ってしまう
- ブログの情報に踊らされる
- 分散投資をしない
- 指値をかけない
この4パターンが何を指すのかについては上から順番にご紹介します。
買ってはいけない株を買ってしまう
まず最初にご紹介する株で負けるパターンは、買ってはいけない株を買ってしまうことです。
実は株の結果は買った株が購入後にどのように変動するかで決まります。つまり、購入後に値上がりが見込めない株を買うことは即負けることに繋がってしまうのです。
この構造を考えると株に取り組む際はきちんと購入後に値が上がる見込みがあるかどうかを確認し、確認ができない株は買わないor売りでエントリーする、ことをおすすめします。
ブログの情報に踊らされる
2つ目にご紹介する株で負ける投資家にパターンはブログを含めたネット上の情報を鵜呑みに相場と関わるタイプです。
このタイプの投資家はネット上の記事の情報を無条件で信じる傾向があるので、誤った情報がネット上で流れてもその情報に基づいた投資行動を取る恐れがあります。
こうなると株式投資の成功がおぼつかないばかりか、致命的に負ける恐れすらあります。
分散投資をしない
FXであろうと株であろうと投資の世界で絶対に気を配ったほうが良いことの1つに投資先の分散があります。
この投資先の分散といのは、単一の投資先で投資資金を運用するのではなく、投資先をいくつかに分ける、という行為を指します。
この分散投資を行わず、単一の株式で株式投資に取り組む場合、株の結果は全て投資した単一の株の変動に振り回されます。
こうなると投資先の企業が傾けば大負けは必須。要するに誤った単一の株式に投資用の資金を回すのは非常に危険なので株で負けるのを避けたいのでしたらこの行為を避けることをおすすめします。
指値をかけない
分散投資・投資先のミス・ネットの情報を鵜呑みにすることと同じくらいよくある負ける投資家のパターンの1つに取引中に指値を指定しないことがあります。
この指値を指定する、とは何かというと、簡単に言えば取引画面で「損切り値」と「利確値」を指定することです。
これを指定すれば株価が予想外の変動を見せても希望するタイミングで保有株を手放すことができます。その一方で指値を指定しなければ保有株がおかしな動きをした時に大変な目に遭ってしまいます。
勝ち組投資家に近づくための2つのポイント
これまでの内容で今回のポイントはある程度お伝え致しましたが、株で勝てる人になるには何をすればよいのか、については特に取り上げてきませんでした。
そこでここでは「負ける投資家」から「勝てる投資家」に近づくために気を配った方が良いことについてご紹介します。なお、今回取り上げるのはこちらの2つです。
- 株の入門書を1冊読み込む
- 自分ルールを作って守る
株の入門書を1冊読み込む
まず絶対に心がけないのは、株の入門書を何でもよいので最低1冊は購入し、その中身を覚えることです。
どうしてこれが重要かというと、入門書で紹介されている情報は株の世界の原則中の原則であり、車の運転でいえば交通ルールのようなものだからです。
つまり入門書の中で取り上げられている各種の情報を知らずに株に取り組むのは、信号の色の違いを理解せずに車を運転するようなものなのです。
この点を考えると、まずは株に役立つ情報がまとめられている入門書を買い、その入門書の内容はほぼ完ぺきに記憶することをおすすめします。
自分ルールを作って守る
次に心がけたいのは感情ではなく、法則で相場と向き合うことです。
ちなみに感情で相場で向き合うというのは目先の結果で動くことを指し、法則で相場と向き合うというのは自分が決めた基準で相場と関わることを指します。
当然株で負けるのが嫌でしたら目先の結果ではなく、自分の基準で相場と関わるのが欠かせません。そしてその際に心がけたいポイントは自分のトレードルールを確立することです。
現にこれから紹介するようなルールを作り、そのルールに基づいて相場と関われば自分の意に反した投資判断をしなくて済みます。
- 上がり相場の時しか勝負しない
- 取引後には必ず指値を入れる
- 利確・損切りポイントを決める
- 購入する企業株のルールを決める
つまり、勢いに流されて自分の意に沿わない株を買うことや望まないタイミングで株を手放すことを避けたいのでしたら、事前にルールをきちんと決め、そのルールを順守することをおすすめします。
迷ったら株の熟練者から学ぶ
先ほど「負ける投資家」を脱却して「勝てる投資家」になるためには入門書を読み込む・自分ルールを作る、が大切であると申し上げました。
この2つはどちらも重要ですが、特に気を配りたいのは後者の自分ルールを確立することです。なぜなら、一度まともなルールを決め、そのルール通りに株の売買に取り組めば株で大きく負けることはまずなくなるからです。
それだけ株の成功を目指す際にはまっとうな自分ルールを作るのが欠かせないのです。この前提をもとにここからは株の世界で上手に自分ルールを決めるコツをご紹介します。
まねるのが一番
上手な自分ルールを決める際に欠かせないのが、真似をすることです。
この真似をするとはどいうことかというと、株の熟練者や経験者が公表している取引ルールを学び、その中から良いと思ったものを採用するのです。
これを行えば自分の頭で取引ルールを決めなくてもよいですし、結果を出している投資家の取引ルールなのであまりに不合理な取引ルールに基づいて株の売買に取り組むリスクが原則としてなくなるからです。
この点を考えると取引ルールを考える際には既に結果を出している投資家のやり方を参考にすることをおすすめします。
まねる相手選びは重要
ただし、取引ルールを真似する際に絶対に押さえておきたいのがまねる相手選びです。
どうしてこのまねる相手選びが重要かというと、まねるトレーダーの属性を間違えると大変なことになるからです。
例えばあなたがサラリーマンをやりながら株と関わるとします。このケースでは株一本で生活をしているデイトレーダーのトレード手法を実践することは不可能です。
仮に実践を目指したらそれこそ本業が大変なことになります。このようにプロの取引ルールをまねる際には
まねる相手が自分と似ている状況の投資家であるかは確認したいですね。
型を覚えれば初心者を脱皮
自分に似たトレーダーの株式投資へのかかわり方を真似て株の経験を積めば、おのずと株に対する理解も深まってきます。
ここまでくれば真似ていたトレードルールに自分だけのオリジナルのルールを決めてもよいでしょう。
ちなみにこの自分だけのオリジナルのルールを決めるというのは、元々5%の損切りラインを10%に上げることや新興企業株には投資をしない、というルールがあっても例外的に良いものが見つかれば投資をする、といった形に原則をアレンジする事を指します。
もちろん原則をアレンジするのは武道でいう「守破離」の法則の「離」なので、ある程度の自分のトレードの型が身についてから行うのが望ましいのは言うまでもありません。
おすすめは管理人の14日講座
ここまでの内容を頭に入れて株に取り組めば「負ける投資家」から脱却するための一歩を歩んだことになります。
特に後半部分で取り上げた勝ち組の投資家の投資スタンスを学び、そこを真似する、というのは負ける投資家からの脱却において即効性があります。
しかし、ここで問題になるのは誰の投資スタンスを学べばよいのか、という点。
この点に関してはあなたが専業投資家なのか、兼業投資家なのか、そしてデイトレードとスイングトレードのどちらを好むかで変わります。
つまり、おすすめを紹介することはできないのです。
その上での話になりますが、最短で「負ける投資家」を脱却したいのでしたら元負け組投資家であった管理人が現在配信している「株で稼ぐための14日講座」の受講をおすすめします。
この「株で稼ぐための14日講座」の受講方法については「株で稼ぐための14日講座」の概要とともに以下のページでまとめているのでぜひご覧くださいませ。