最低な投資顧問と関わらないコツ
- 悪徳な投資顧問には騙されたくない
- できればまともな会社と契約したい
こんなことって誰もが考えますよね。
しかし、ここで念頭に置いておきたいのは、どの投資顧問も一見するとそこまで大きな違いが見られないので、「悪徳ではないまともな会社」を探すのは実は非常に難しいという事実です。
その一方で「悪徳な投資顧問」に関しては瞬時の発見が不可能ではありません。
なぜかと言いますと、悪徳な投資顧問には明らかな傾向があるのでその傾向を掴むだけで、その会社が悪徳であるか否かの目利きはある程度できてしまうからです。
つまり、真っ当な投資顧問と巡り合うためには悪徳な投資顧問の特徴を掴み、その特徴のない会社に注目すればよいのです。
このことを前提に今回のコンテンツでは悪徳な投資顧問はどんな会社であり、どういった特徴が見受けられるのかについてまとめてみました。
このページの目次
悪徳な助言業者の4つの実態
良い投資顧問を見極めるコツは悪徳業者を知ることと言いましたが、悪徳な株式投資顧問がどんな会社なのかいまいち分からないと思います。
そこでまずはじめに悪徳な株式投資顧問が提供する代表的な悪質なサービスの内容をまとめてみました。
- 推奨した株の値が上がらない
- 費用対効果が合わない
- 営業電話を頻繁にかけてくる
- ころころと連絡先が変わる
ここで取り上げた悪徳な株式投資顧問のサービスの実態についてもう少し詳しくご説明します。
推奨した株の値が上がらない
悪徳な株式投資顧問に見受けられる一番の特徴は推奨した株が全く当たらないことです。
この推奨株が当たらない悪徳な投資顧問を顧問先に選ぶのはかなりもったいないです。
なぜなら、推奨株が当たらない投資顧問というのは毎月の顧問料が割に合わないことに加えて、ダメな銘柄を掴まされることになるので売買損失まで発生する可能性が非常に高いからです。
ちなみに99%の株式投資顧問は、仮にダメな株式を紹介して利用者が損失を出しても損失の補てんや顧問料の返金処理などはしません。
この点を考えると推奨株の的中率が低い悪徳な投資顧問会社の利用は絶対に避けることをおすすめします。
費用対効果が合わない
実は推奨した株の的中率が悪くない投資顧問会社の中にも悪徳な会社はあります。
それはどんな株式投資顧問かというと明らかに費用対効果が合わない会社です。例えば推奨した株の的中率が70%であっても1株あたりの値上がり率が5%、月額料金は20万円。
この株式投資顧問を利用すると月額の利用料金を株の利益で賄うのは難しいと思わないでしょうか?
投資顧問を利用する目的は株で利益をあげる事なのに、顧問料の支払いで赤字が発生してしまう・・・・。こんな事態が発生してしまっては完全に本末転倒ですよね。
株式投資に取り組む本来の目的を考えると費用対効果が合わない投資顧問は全て悪徳な顧問になります。
そこでもしあなたが本当に株式投資の利益に繋がる投資顧問をお探しでしたら、毎月の顧問料を株で発生する利益で賄いきれるかどうかの確認は欠かせません。
仮に株の利益で賄えない価格設定をしている投資顧問がありましたら、価格の面では悪徳な会社なので、関わらないのが吉です。
営業電話を頻繁にかけてくる
3つ目の悪徳な投資顧問の特徴としては電話営業の頻度と強さがあります。
実は悪徳な投資顧問も悪徳ではない普通の投資顧問もメールアドレスと電話番号を登録して無料会員になった人に対して無料情報を配信します。
この無料会員向けの情報配信はどの投資顧問もやるので特に問題がないのですが、一部の悪徳業者の場合はメール経由での情報配信だけでなく、電話を使っての営業を頻繁に行います。
しかも悪徳業者の営業電話の中では、「この株は絶対に儲かる」、「今やらないと損する」といった強気の発言が良く行われます。
ちなみに現在の日本では「この株は儲かる」とか「絶対に稼げる」といった利益の確約は法律で禁止されております。
つまり、おいしい言葉を電話で連呼する投資顧問というのは、法律を守る意思のないに悪徳な投資顧問に区分してしまっても問題ありません。
それに全般的な傾向として悪徳な投資顧問程、営業電話で耳触りの良いことを唱えますのでご注意を。
ころころと連絡先が変わる
悪徳な投資顧問の傾向としてはころころと会社名や連絡先を変更するという傾向があります。
特に顕著なケースとしてはネット上で悪評が立ち、その悪評の回避のために会社名を変更することや顧客からのクレームが増えたために、クレーム対策のために連絡先を変えるなんてものがあります。
かなり悪徳だと思わないでしょうか?
もちろん悪徳ではない投資顧問も会社名や連絡先を変える事はありますが、意味もなく頻繁に変更するのは社内がごたごたしていることが考えられます。
どう考えても頻繁に連絡先が変わることはポジティブな要素がない以上、ころころと連絡先が変わる投資顧問は悪徳な会社であると判断し、できるだけ関わらないようにするのが無難です。
やばい助言会社の4つの特徴
先ほど悪徳な投資顧問の特徴について触れましたが、どんな投資顧問が悪徳なのか見抜けないと意図せずして悪徳な会社と契約をしてしまうリスクがあります。
そこで悪徳な投資顧問会社をばっちりと見極めるためにも悪徳な株式投資顧問によく見られる4つの特徴を一覧にしてみました。
- 金商登録がない
- 過去に行政処分を受けている
- 電話対応が悪い
- 口コミ評価が低すぎる
ここで取り上げ4つの特徴の中身については1つずつ見ていきます。
金商登録がない
この金商登録がないというのは、「○○財務局・金商番号△△」という登録番号を保有していないことを指します。
どうしてこの金商番号を保有しないのが問題かというと、現在の日本の法律では金商番号を保有しない法人が投資顧問業を営むのを禁止しているからです。
つまり、「金商番号の保有=優良な投資顧問」とは言い切れませんが、「金商番号を持たない投資顧問=悪徳業者」という方程式は間違いなく成り立ちます。
この方程式を念頭に入れると、悪徳な投資顧問と関わりたくないのでしたら、投資顧問を選ぶ際には金商番号の有無の確認を欠かさずに行うことをおすすめします。
過去に行政処分を受けている
実は悪徳な投資顧問会社の場合、過去に何らかの行政処分を受けているケースがよくあります。
ありがちな行政処分としては、「無登録のままの営業」、「詐欺行為の実施」、「違法な営業活動」などによる営業停止処分があります。
もちろん行政処分を受けて社内を刷新する元悪徳業者もゼロではありませんが、処分を受けてるまで問題を野放しにしていることを考えると経営陣が悪徳である可能性が高いです。
それに一度問題を起こした会社の再犯率は高い傾向があります。
こういった点を考えると利用を考えている株式投資顧問が過去に行政処分を受けているかどうかは必ず確認することをおすすめします。
それを行い、過去に行政処分を受けた事実が発覚した場合は悪徳な株式投資顧問と認識して関わらないのが一番。
電話対応が悪い
電話担当者の言葉遣いが荒かったり、電話口で自社のサービスを過剰に押し売りする投資顧問は避けるのが無難です。
何故かと言いますと、電話対応が悪い会社は社内メンバーへの教育がおろそかだったり、利用者を金づるとしか見ない傾向があるからです。
つまり、「電話対応が悪い投資顧問=悪徳な投資顧問」という方式はある程度成り立ってしまうのです。
この点を考えると目を付けた投資顧問が悪徳であるかどうかを考える際には電話相手の態度をチェックするのは非常に有効と言えます。
そこで、気になった投資顧問には実際に電話をかけてみて電話対応の質を確認することをおすすめします。
口コミ評価が低すぎる
実は金商登録や電話対応に問題がなくてもサービスの質が低い悪徳な株式投資顧問はあります。
そういった「隠れ悪徳業者」を見つける際に役立つのがインターネット上の口コミ評価。
なぜなら悪徳なサービスを提供している株式投資顧問は各掲示板サイトでの評価が全般的に低い傾向があるので、ネット上の口コミ評価は悪徳か否かの基準の1つになるからです。
特に著しくサービスが悪い投資顧問は、「推奨された株は外れる」とか、「この会社は本当にダメな株しか紹介しない」といった推奨株に対するネガティブな声が目立ちます。
そこで複数の口コミサイトや2ちゃんねる、教えてgooといった掲示板サイトで推奨株に対する悪評が目立ちましたら悪徳業者と判断して利用を控えたいですね。
ちなみに口コミサイトや掲示板サイトで投資顧問の良し悪しを効果的に検証するコツについては以下のページで特集しておりますので、ご興味がありましたら目を通してみてくださいね。
逆に真っ当な業者の特徴とは?
さてここまで悪徳な投資顧問の実態や悪徳な投資顧問の特徴について見てきましたが、真っ当な株式投資顧問の概要については触れてきませんでした。
そこでここでは、悪徳ではない株式投資顧問を見つけるために注目しておきたい5つの項目を一覧にしてみました。
- きちんと金商番号がある
- 電話担当者の対応が丁寧である
- 行政処分を受けたことがない
- ネット上の評判がそこまでひどくない
- 本サービスに無料期間がある
ここで取り上げた1~3は電話で担当者と話してみたり、投資顧問のWEBサイトを確認すればすぐに分かります。また4の「ネット上の評判がそこまでひどくない」というのも色々な口コミサイトを確認すれば分かると思います。
その一方で注意しないと見つからないのが5の「本サービスに無料期間がある」という点です。
無料期間の提供業者は良心的
実は国内にある株式投資顧問の9割は、有料プランに無料キャンセル期間を設けておりません。
そのため、投資顧問と契約をするためには値が上がる株を紹介してくれるのか分からないのに多額の顧問料を払う契約を結ぶことになるのです。
実はこれが株式投資顧問の利用が日本でなかなか普及しない最大の理由なのです。この問題を解決するのが返金保証や本サービスに無料期間を設けた株式投資顧問。
無料期間を提供する投資顧問の場合、本契約前にその会社のサービス水準を体験できます。つまり、注目した投資顧問が悪徳であるか否かが分かった上で本契約に取り組めるのです。
悪徳な投資顧問に引っかかるのが怖いのでしたら無料期間がある投資顧問に絞って利用業者を選んでみることをおすすめします。
おすすめの投資顧問ランキング
このページの最後に返金保証や無料期間を設けている株式投資顧問会社の中で管理人のおすすめの会社を上位ランク順に一覧化してみました。
おすすめの株式投資顧問一覧 | |
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1社目 | 新生ジャパン投資 |
2社目 | 常勝株ジャーナル |
3社目 | アレス投資顧問 |
ここで取り上げた3社の株式投資顧問はどれも無料サービスを設けており、本サービスに加入する前に助言サービスのレベルを確認することができます。
契約前にサービスレベルを確認できる分、悪徳さとは無縁の株式投資顧問ですので、悪徳な株式投資顧問との契約を避けたいのでしたら、上記3社の名前は要チェックです。
ちなみに今回取り上げた3社は、当サイト利用者からの人気も高いので注目に値します。
同3社をはじめとした当サイト利用者に人気がある投資顧問会社についてはこちらのページで特集しているので、ご興味があればどうぞ。