「5分で分かる株式投資の特徴と始め方」
株式投資の名前は知っているけど、株式投資のルールや始め方はいまいち分からない・・・・
そんなあなたに朗報があります。実は株式投資というのは、日本で最も有名な資産運用方法であり、FXや仮想通貨投資と比べるとはるかに難易度も低いので、投資初心者との相性が抜群。
その裏付けとして現在の日本では規模の大小に関わらず、銘柄の売買に取り組んでいる人は1,000万人を優に超えており、その数は徐々に増えています。
そんな誰でも始めようと思えば今からでも始めることができる株式投資とはどんな投資なのか、そしてどのようにすれば始めることが出来るのか。こういった点を中心にこのページでは解説していきます。
このページの目次
株式投資とは何なのか?
「株式投資とは何か?」というと、「株式」という金融商品の売買を繰り返す投資商品の事を指します。
もちろんこの話を聞いても、そもそも株式とは何かが分からないと、「株式の売買」と言われてもしっくりこないですよね。
そこでここからは、株式投資の売買対象になる「株式」とは何か、という点について考えてみます。
株式とは何か?
端的に申し上げると、
「株式=企業が資金調達の目的で発行する株券」という意味です。
この株券には株価という価格が付けられており、その価格で為替相場において売買が行われます。その際当然、売買単価に関しては市場原理が働くので、株式の単価は常に変動するというのが原則です。
ちなみに株価の変動の傾向としては、買い手が増えれば値が上がりますし、買い手がなかなか見つからなかったり、手放す人が増えると単価が下がります。
ここまででなんとなく株式とは何か、そして株価がどのように動くのかわかったのではないでしょうか?
株式投資の基本的なルール
先ほど株式投資とは、企業が発行した株券の売買を行うことだとお話したと思います。このような株式投資の構造を考えると株式投資の基本的なルールというのは、株式を買い、買った株式の単価の変動に応じて損益が発生することになります。
例えば1株3,000円の時点で住友商事の銘柄を買い、3,500円の時点で売却できれば500円の利益が出ます。しかし、その一方で株価が下落して2,800円の時点で売却することになれば、1株単価で200円の損失が発生することになります。
この構造を考えると銘柄の売買のコツは、値が上がる銘柄を探す、買う、そして適切なタイミングで売るだけ。
意外にも株式投資でやることは非常にシンプルで簡単です。今から早速始めてみたくなった方もいる事でしょう。
そこでここからは、実際の株式投資の始め方について見ていきます。
初心者向け株式投資の始め方講座
ここまで来た皆さんは、株式投資とは何かについてご理解いただいていただけたと思います。そこでここからは「株式投資の始め方とはどうなっているのか?」という点について見ていきます。
簡単3ステップで始めよう
実はこの見出しにある通り、株式投資を始めるための具体的なステップは、下記のたった3つだけ。
①証券会社を選び、口座を解説する
②開設した口座にお金を入金する
③欲しい銘柄を購入する
いかがでしょうか?株式投資を始めるのは意外と簡単ですよね。
これだけ簡単に始められる株式投資ですが、実践する前に念のため詳細な情報を知っておきたい、という方も少なくないでしょう。
そこで次項では、株式投資のメリットやデメリット、他の投資商品との違いについてチェックしておきましょう。
他の投資商品との違いとは?
ここまでの内容では、株式投資に関する概要や実際の始め方についてご紹介してきました。
一方で、株式投資の初期資金額や目安の期待利回りについては見てこなかったと思います。
そこでここからは株式投資がどんな投資商品なのかをご理解頂くために他の投資商品と比べて期待利回りや初期資金額は高いのか低いのか、初心者との相性は良いのか悪いのかについて考えてみます。
主要な投資商品の特徴
株式・FX・投資信託という初心者投資家に人気がある3種類の投資商品の期待利回り、目安資金、借金リスクを一覧にしてみました。(*スマホの場合はスクロール出来ます。)
投資商品 | 株式 | FX | 投資信託 |
---|---|---|---|
期待利回り | 6%前後(長期投資) | レバレッジ次第 | 3%以下 |
目安資金 | 1万円以上 | 10万円前後 | 1千円以上 |
借金リスク | 原則ゼロ | 高い | 無い |
ここでまとめた項目の中で特に注目したい点は、株式投資が投資信託よりも稼げて、FXよりも安全である点です。この2点の詳細についてはこれからご紹介します。
利回りはそこそこで借金リスクゼロ
まず「稼げる」という点については、現在の日本市場ですと株式投資の期待利回りは5%~6%となっています。この期待利回りは投資信託の倍の利回りである上に、銘柄選びに力を入れれば数値が更に高まる事でしょう。
期待利回りと同様に気になるリスクに関しても株式投資はそこまで高くありません。なぜなら、株式投資は企業の発行した株を用意した資金の範囲で買う商品である以上、初心者が一番恐れる元本以上の損失が発生しないからです。
これらの特徴を考えると株式投資は、投資初心者との相性が悪くない投資商品と言えます。
下記ではそんな借金リスクのない株式投資のメリットについてまとめました。
メリット
株式投資のメリットは大きく分けて3つあります。
キャピタルゲイン(売却益)
株を売ったときに得られる売却益。売った時より高く売るというシンプルな仕組み。
インカムゲイン(配当金)
企業活動によって生まれた利益の一部。配当金は企業や持ち株によって支払われる額や回数が異なる。
株主優待
企業側から自社製品や優待券を貰える制度。テレビなどでよく話題となっている株主優待。
これらのメリットが多くの投資家が株に投資をする理由です。さらに株主は企業の経営にも携わることができるのでより投資が面白くなるでしょう。
デメリット
一方で株式投資のデメリットは大きく2つです。
損出が発生するリスク
株価が上がっている時に売れば売却益を得られる事の反対で、株価が下がっているときに売却すると損出を出します。
銘柄によって最低単位数が違う
銘柄によって最低単位数が決まっており、トヨタの株を買おうとすると6675円×100株(最低保有単位)=約667万の資金が必要。
しかし、いきなり大金で運用するのは怖いですよね。でも大丈夫です。不安なあなたにおすすめの方法を、下記でご紹介します。
まずはゲームアプリで遊んでみる
株式投資に興味はあるけど、自分の資産を減らすリスクは冒したくない・・・・
こんなことって誰もが思いますよね。実はこの損失リスクに関してはどんなに勉強しようともゼロになることは不可能ですが、限りなく低く抑えられる方法があります。
その方法とは何かというと、自分のお金を張る前にシミュレーションアプリで株式投資の模擬体験を積んでおくことです。
このシミュレーションアプリというのは株式投資の練習アプリのことを指し、このアプリを利用すれば自分のお金を証券口座に入金せずとも株の売買の練習ができます。
例えば管理人も株式投資初心者時代に利用したシミュレーションアプリの1つにトレダビがあります。このアプリですとアプリ上で株式投資の疑似体験が出来るので、自分のお金を使わずに銘柄の売買の感覚を味わえます。
当たり前かもしれませんが、いくら株式投資の本を読んだり、セミナーに足を運んで株式投資の勉強をしても実践的なトレード経験は出来ません。
この点を考えると、もしあなたが株式投資がどんなものなのかを肌感覚で知りたいのでしたら、シミュレーションアプリを試しに使ってみることをおすすめします。
今株式投資を始めないのは損
実は現在2019年は株式投資に最高の時期と言えます。なぜなら、日経平均株価は2万円を上回っており、日本経済自体が調子が良いからです。
また、皆さんご存知の通り、来季2020年には東京オリンピックが開幕され、その影響で大多数の企業の株が上がると見込まれています。
あくまで管理人の意見ですが、今ほど銘柄の売買をはじめるのに最適な時期はないのではないかと思います。そこでもしこのページを通して「株式投資とは何か」を知るだけではなく、株式投資に興味を持ちましたら少額からでもやってみることをおすすめします。
なお、株式投資の始め方や理想的な初期資金額に関しては別ページで特集しておりますので、よろしければそちらも合わせてどうぞ。